(NFL)京都レッツラーン大学校 設立準備
(NFL) The Kyoto School of Professional Learning
                   (Preparation for establishment)
                   (NFL=Non-Formal Learning)
                                                       

 
NPO法人学習開発研究所
 
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2011/12/08

ユネスコ‐APED国際会議に参加しています。

Tweet ThisSend to Facebook | by:horide
15th UNESCO-APEID International Conference
6-8 December 2011
Sultan Hotel,Jakarta,Indonesia

APEDとは…Asia-Pacific Programme of Education innovation for Development の略です。
APEDホームページ: http://www.unescobkk.org/education/apeid/

今回で15回目を向かえたInternational Conferenceでは創造性と起業家精神をテーマに
インドネシアをはじめ東南アジアの国々で取り組まれている事例紹介やそれらを支援する
ため政策レベルの活発な提案が行なわれています。
東南アジアの国々以外にも中国、韓国、日本の研究者も報告しています。

2日目を終えて議論の中心になっているキーセンテンスは
“create own job"

なぜいま東南アジアの新興国では「自分の仕事を創ること」が注目されているのでしょうか。

全体セッション3の“Enabling Creativity and Entrepreneurship"のアブストラクトでは今日、高い経済成長を達成するためには効率性の追求ではなくイノベーションによって可能となりイノベーションとクリエイティビティをもった商品・サービスを生み出す基盤となる知識をプロデュースする力をもった起業家を育成する必要であり、それを伸ばすために教育システムや職業訓練をアップグレードしなければならないと述べられています。

では具体的にどのようにアップグレードすればよいのでしょうか。

Mien R. Uno FoundationのSandiaga Salahuddin Uno氏はセッションの中で
伝統的な教室の学びから転換が必要だと説明しています。
例えば、教師から一方的に教えられる授業からたくさんの仲間から学ぶ授業への
転換、教科書中心の授業から共有と対話を中心とした授業への転換など学習者中心主義への転換の必要性が指摘されいました。新興国の状況と日本の状況は異なりますが、雇用の維持・促進を目的として私たちが進める京都レッツラーン大学校で実施している参加者による協働学習の実践に近いものを感じました。

会議の様子(写真)やそのほかに話題に上ったトピックなど続報でお伝えします。






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