(NFL)京都レッツラーン大学校 設立準備
(NFL) The Kyoto School of Professional Learning
                   (Preparation for establishment)
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NPO法人学習開発研究所
 

日誌


2011/08/20

京都教育大学 ステップE

Tweet ThisSend to Facebook | by:hidaka
試行講座CMOSアナログ回路(2)も最終回です。

今日は先日出されていたレポート課題をチーム内で回し読みをして、ワークシートに一人ずつコメントを書き込んでいきます。
 
レポート課題は2問ありました。



評価の項目は
1、オペアンプの設計
  • 利得を導出できる。
  • ωp1、ωp2とユニティゲイン周波数ωuを導入できる。
  • 周波数特性の図をかける。
  • Ccの値の最適値を決定できる。
  • 入力電圧範囲と出力電圧範囲を導出できる。
2、フィルタの設計
  • オペアンプを用いた連続時間フィルタの伝達関数を導入できる。
  • オペアンプを用いたフィルタが集積回路で使われない理由を説明できる。
  • Gm-C回路を用いたフィルタを設計できる。
  • ブロック線図から伝達関数を計算できる。
  • 所望の伝達関数のスイッチドキャパシタ回路を設計することができる。
1、オペアンプの設計(50点)2、フィルタの設計(50点)で合計100点の評価になります。

次にコメントを記入したワークシートを本人に返却し、お互いに意見交換をしました。


 
コメントの整理では、学習サポーターからもコメントについての解説があり、受講者から疑問に思っていた個所の質問も出ました。


その後はチームメンバー、学習サポーターの評価点の平均点を出し、自己採点と他者が評価した点を参考にして最終的な点数を自らでつけます。
そして講座第1回目の「ステップA」で目指した級のレベルに到達できていたかを改めてチェックします。

<ステップAで目指したレベル>
 1級:76~100点
 2級:51~75点
 3級:26~50点
 4級:1~25点

レポート課題の評価点と比べてどうだったでしょうか?

最初の目標レベルを上回って上の級に到達された方、残念ながら目標まであと1点だけ足りなかった方など…
様々だったようですが、学習サポーターからは「みなさん基本的なところは十分にマスターされていると思う」というコメントをいただきました。

その後学習サポーターから各自へのレポート評価をお渡しして講座終了です。
電気回路講座のときと同じように、最終レポートは専門家の評価を経て修了証発行となる予定です。

受講者のみなさま、最終レポート修正と提出まであともうひと踏ん張り、頑張りましょう!

最後に学習プロデューサも交えて、これからの学習方法について議論しました。
実際に5週間にわたり学習を進めてこられた受講生のみなさまからは次回に活かせそうな具体的で貴重なご意見をたくさん出していただきました。

どうもありがとうございました。

そしてお忙しいなか5週間という短期間での盛り沢山な内容にもかかわらず、リタイアする方も無く無事終了しました。みなさまどうもおつかれさまでした!

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