京都新聞2012年7月4日(水)の朝刊の地元経済面に
京都経営者協会会長の武田一平氏(
ニチコン会長)の
インタビュー記事が掲載されていました。
京都経営者協会の今後の活動方針がテーマです。
重点課題にグローバル時代への対応が挙げられ、
外国人従業員を講師としてその国の経済や文化を
レクチャーする場を設けることが挙げられていました。
また、中小企業の採用難という雇用のミスマッチをどう克服するのかという
質問に対して、自社の強みを学生にどうPRのするかが鍵で、学生にこの
企業でがんばってみようと意識付けをできることが重要になるとのことです。
私の入社当時は、ニチコンも、オムロンも村田製作所もベンチャー企業のようなもの。大企業に行っていたら歯車の一つだったが、仕事を通じていろいろトライできた。そういう例を話し、自分も企業も成長させることで喜び見いだすよう、学生にも説得していく。(本文より一部抜粋)
記事を読んだ感想として、まずいまでは世界クラスの企業が当時は「ベンチャー企業の
ようなもの」だったことに驚きました。しかも、京都に何社も存在していることに京都のもつ
ものづくりの底力を感じました。
京都市では
「京のまち企業訪問 魅力のある京都の企業が見える・探せる」というページを開設し、京都の企業さんを紹介しています。五十音順、職種別、キーワード
で検索できて使いやすいですよ。中小企業の雇用難を解決するために学生さんが閲覧して
就活にもっと活用できるようになればいいなと思います。
京都レッツラーン大学校で実施している電気回路基礎講座では社会人と学生が学ぶことで
職場のイメージがわかない学生さんが社会人のみなさんにいろいろ様子を教えてもらうなか
でどんな力が現場で求められているのか情報交換できる場となっていました。企業訪問
するだけでなく、社会人も学生もそのほかの求職者の方も一緒のテーマを
学び合う場づくりはお互いへの理解を深める絶好の場となるではと思っています。
今後、さらにこれらの企画をご提供していきたいと考えています。