来年のこと言うと何とやら…と申しますが、
2012年1月と3月に、一般社団法人CSRプラットフォーム京都さん主催による
「企業とNPO 協働のフェスタ」に、出展することになりました。
フェスタでは、私たちが現在取り組んでいる「アナログ技術者支援コース」についてPRいたします。
80年代のデジタルエレクトロニクス時代に減ってしまったアナログ回路技術者のニーズが
近年では高まっているようです。
先日伺った専門家のお話によりますと、アナログ回路技術者のニーズ増を受けて、大学などの高等教育機関でもアナログ技術の授業が増えつつあるそうですが、まだまだ状況の改善までこぎつけていないのが現状のようです。
そして、これからを担うアナログ技術者、もしくはアナログ技術者を目指す人を支援しようというのが私たちの取組のひとつです。
ただレクチャーで知識を詰め込むのだけではなく、チーム学習を通して仲間同士・学習サポーターと議論したり、自分の考えを発表する機会を学びのしくみとして繰り返し取り入れることで論理的な思考ができるようになることも期待しています。
また、実験やコミュニケーション・ワークを講座の中に何度か取り入れ、実際にモノに触れたり体験することで理解を深められたらとも期待しています。
そして、この講座はたくさんの方々のご協力を得て、関わっていただき、昨年から試行講座を重ねながら現在もさらに内容が発展しています。
今回のフェスタでのアピールポイントとしては、
・地域産業振興のための技術者向上講座の開設と雇用の創出
・今後、JAVADAの業種、職種、職務、能力ユニットを参考に地域のニーズに応じた講座の開設
を目指しています。
アナログ技術は、実は私たちの生活のなかでもかなり身近なものものに使われていますが、普通は気が付くことがないかもしれません。
それだけにその必要性を説かれてもすぐには伝わりにくいかもしれませんが…
これからはアナログです。
日本ではデジタルは先進的で、アナログは古い。というように思われがちのようですが、イノベーションという視点からみればそれは大きな誤解でしょう。
アナログ技術者の期待と可能性はまだまだ大きいようです。
◆「企業とNPO 協働のフェスタ」◆
http://www.kyoshakyo.or.jp/news/rss/nponpocsr.html<京都会場>
日時:2012年1月20日(金) 10:00~16:00
場所:京都産業館(きらっ都プラザ)3階
<綾部会場>
日時:2012年3月2日(金) 13:00~16:00
場所:綾部市中央公民館中央ホール