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NPO法人学習開発研究所
 

開講日記 38名9チームが学び中


2011/07/12

大阪工業大学 火曜日チーム ステップB-1

Tweet ThisSend to Facebook | by:horide
今回の試行講座「電気回路基礎」には大阪工業大学情報学部の
27名も参加協力して頂いてます。3・4年生が中心で、火曜日3チーム、
木曜日4チームにわかれて先週からスタートしています。

今日から火曜日チームはステップB‐1に突入。
先週からの1週間、指定された範囲の講義ビデオを自学自習
した上で教室に集まります。
学習ガイドブックに沿って、講義ビデオの指定範囲に基づいた
課題をチームメンバーと協力して解決して行く過程で内容の理解を深めていきます。

この講座では各ステップごとに学習目標を設けています。
自分がなにができるようになるのか具体的に記したものです。
ステップB‐1の学習目標は次の4つです。

1.電流(I)と電圧(V)がイメージできるようになる。
2.抵抗回路をキルヒホッフの法則を使って解けるようになる。
3.ノートンの定理またはテブナンの定理を使って簡単な回路
  に書き直すことができる。
4.重ね合わせの理を使って複数の電源がある回路を簡単に
  解くことができる。

ホワイトボードやスライド資料を駆使して3チームともそれぞれの
方法で内容理解のためのディスカッションを進めていきました。


  スライド資料を指しながら


  ホワイドボードに書きながら

今回はじめて設けた係、情報交換係さんの活躍で
最後はチームの垣根を越えてわからないところを
聴き合って内容理解を深めていました。



解けなかった問題が仲間からヒントを得て
解けるようになったことを喜んでいる学生さんを
みてスタッフの私も嬉しくなりました。

反省点として
今回、チーム数が多いことで導入した
学習目標のチェックシートと学習サポーターへの
質問票を兼ね備えたワークシートが上手く機能
しなかったことです。
それぞれチームの進捗状況が異なり、
まとめて学習サポーターが質問に答えるように
と考えていたのですが‥。
また学習目標のチェックリストも何を基準に
チェックしていいのかがわからかったので
あまり効果がありませんでした。
ひとつのチームは学習目標を達成できたかどうか
対応する講義ビデオ内にでてきた練習問題を解くことで
確認していたのでここからヒントを得て改善したいと考えています。


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