先週オリエンテーションから始まりました、CMOSアナログ回路(1)、本日から講義ビデオの復習も含めた知識習得もはじまります。
しかしまず、本日のセットアップです。
「コミュニケーションタイプの調査」(出典:鈴木義幸 「コーチングから生まれた熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ」 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)をもとに、
の4つのタイプに分けられます。
それをもとにチームの役割「司会」「記録」「時間調整」を意見をすり合わせて決めました。
次のワークは
「自分のもっている展望を書きだすことで明確にする」ためのものです。
- アナログ技術を活かして日本のエレクトロニクス産業を活性化させる方略は?
- 方略をこの講座にどのように取り入れられるのか?
という問いについて個人で考えてもらい、それをチームごとにシェアしました。
発言者以外は、聞きながら A3サイズの紙に、発表者の話をきいていて気が付いたことやキーワードを書き込んでいきます。
問いのスケールが大きすぎた?ようで、ちょっと難しいという意見がありましたが、 参加者のみなさん活発な意見を交わしておられました。
それぞれが学習の展望やビジョンを共有したところで前半が終了です。
(参加者の話されていることを聞いていて思い出したことがありました。
わたしたち KSPLのスタッフは先週1週間、仙台・石巻、水戸の教育機関や産業機関等を訪問し、各地でのエレクトロニクス産業の現在を伺ってきました。
そこで共通して仰っていたのは
- エレクトロニクス産業における日本の競争力は薄らいでいる。
- 大量に安く、と言われては海外に勝てないでしょう。
- 技術力もそれほど大きい差がなくなってきている
- アナログ技術者が不足している
ということでした。)
決して明るいとはいえない日本の現況ですが、それならばどうありたいか、私たちはどうするか?を参加者のみなさんにも話していただきました。
後半は講義ビデオの復習と課題です。
【テーマ】MOSFETのデバイスの構造
- MOSFETはどのような働きかを知る
- MOSFETの構造を学ぶ
- MOSFETは多くの工程を経て形づくられることを認識する
- 自分が持っている課題を仲間と共有する
事前のビデオ教材での学習のときに、スライド資料に
- わかりにくかった箇所→赤ペンで印
- 気になったところ、聞いてみたいところ→黒ペンで印
を記入していただいています。
前回のCMOS(2)講座では、復習の時間がかかってしまったので、チェックした箇所を中心に効率よく復習を進めていける仕組みにしましたが…
やはり聞きたいこと、確認したいことなどで話が盛り上がってくると、そうそううまくはいかないようですね。復習までで2時間を超えてしまいました。
学習内容だけでなく、時間調整も次回への課題となりました。
復習後は確認問題に挑戦しビデオの理解度を確認し、割り振って回答を共有しました。
最後に、自分がもっている効果的な学習方法などの情報交換をしました。
参加者のみなさんは忙しい中、時間をつくってビデオ教材で予習しているだけあって、様々な情報をお持ちのようでした。
今日は欠席の方がいらっしゃいましたので、記録係さんの活躍が期待されます。
来週もよろしくお願いいたします!
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